「博多笑われ隊」の第2回目の公演。前年7月以来ですので約1年ぶりの発表会です。コロナ禍は、まだまだ完全には収まってはいませんが、ようやく入場制限や客席制限等の制約は解除され、基本的な感染予防対策をしながらの公演となりました。御来場のお客様も開演後にも少しずつ増え、後半には90名を超えるお客様にお越しいただきました。心より感謝申し上げます。 |
会場設営が終わって・・・
余裕のみなさん!
受付には手指消毒用のアルコール。マスク着用。
「寿限無」酔はくさん。多忙な中、一席を仕上げて出演。7分ほどの高座に、お客様の
アンケートには、「もっと聴きたかった」との声も。けっこうな開口一番でした。
前回の第1回は休演だったので、コミカレ寄席以来、1年半ぶりの高座のよい都さん。
「たいこ腹」で若旦那と幇間の一八のやりとりを元気な高座ぶりで披露しました。
前回に続いて定番の古典落語に取り組んできた酔二さん。今回は「たらちね」。
古典とはいえ酔二節が随所に炸裂!着物がはだける高座姿もまた熱演の証です。
今回が3度目の高座のきぬよさん。テンポよい話しぶりで「お菊の皿」を好演。
オリジナルのギャグもウケて、けっこうな前半の中トリを務められました。
―― 仲入り ――
酔松さんも前回は休演だったので1年半ぶりの高座。「天狗裁き」の夫婦も大家さん
もお奉行さまも天狗も皆明るい。今回の中で一番ウケてアンケートも評判最高でした。
紙切り 酔書 「藤娘」ではさみ試しのあと、リクエストで「博多祇園山笠」、
「弥次さん喜多さん」。初めてのお題でしたが、「それらしく」切れたかと。
酔とうさんの演目は志の輔師匠作「みどりの窓口」。小拍子をマウスに見立て、
右手で扱いながらの口演。ややこしいJR路線図も完璧で、テンポよくサゲまで。
よい乃さんは上方落語「茶屋迎え」。茶屋入りの場面や座敷の賑わいなどハメモノが
入るところは「CD社中」でカバー。それにしてもよい乃さんの芸者小雪の色っぽいこと。
―― 仲入り ――
自作の「ソーリの休日」を披露した酔泉さん。名作「ローマの休日」のオマージュとのこと。
時事ネタからオリジナルのギャグまで満載の新作落語にお客様も大喜び。
酔馬さんは「死ぬなら今」を口演。こちらも自虐のくすぐりを入れながらの高座。
なんといっても閻魔大王が見せ場。被り物は奥様の手作りとか。大ウケでした!
最後は「締め込み」酔書。3時間の長丁場をがんばって下さったお客様には
心より感謝です。ありがとうございました!
皆さんお疲れさまでした!
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