「博多笑われ隊」の第３回目の公演。前年６月以来の発表会です。入場制限や客席制限等の制約は解除され、基本的な感染予防対策をしながらの公演となりました。御来場のお客様も開演後にも少しずつ増え、後半には９０名を超えるお客様にお越しいただきました。心より感謝申し上げます。

　
高座設営が無事に終わり、開場前、リラックスするベテラン二人。
女性陣は成人式の気分で？記念撮影。


９０名を超えるお客さまをお迎えして、開演しました！

　
高座の袖で控える皆さんはやはり緊張の趣き・・・。

　
今回、博多笑われ隊として初高座の虎音（こーん）さん。開口一番の
演目はお馴染みの「寿限無」。堂々と務めて二番手へ！

　
続いて酔はくさん。演目は「穴子のからぬけ」。短いネタを
丁寧に仕上げて来ました。次はそろそろ大ネタに挑戦かも。

　
転勤のため2019年3月の旧コミカレ寄席を最後に福岡を離れていた
五月家一平さんが帰って来ました。復帰後の一席は「寄合酒」！

　
どうしても演りたかったという大ネタ「芝浜」に取り組んだよい音さん。
しっかり仕上げてこの日のこの高座に。第一部のトリを務めあげました。

――　　仲入り　　――

　
きぬよさんの演目は「元禄女太陽伝」（金子成人作）。各所のクスグリも
しっかりウケて、お客様からは続きが聴きたいとの声が聞かれました！


紙切り　酔書。鋏試しの「宝船」のあとリクエストを頂戴して
「大谷翔平」に「お花見」。

　
よい乃さんの今回の演目は「初天神」。上方なので「向かいのおっさん」も登場。
でもやはりクライマックスは団子屋シーン。蜜を舐める場面でお客さん大爆笑！

　
２回目の中トリは酔とうさん。講談元ネタの「安兵衛道場破り」を披露。
宿屋の主と安兵衛の会話はまるでボケとツッコミのようで楽しい調子でした。

――　　仲入り　　――

　
酔馬さん「高砂や」。熊さんの奮闘ぶりが笑いを誘います。豊かな表情で
クスグリを効かせて笑いを取るところはさすがベテランの味でした。

　
酔泉さんは今回も自作の「居残り用務員」。ご存知古典落語「居残り佐平次」を
現代版にアレンジ。ギリギリまで練りに練っての口演。まだまだ進化しそうです。

　
トリは酔書の「親子酒」。三時間半の長丁場を最後までお付き合い下さった
お客様に感謝しながらの口演。本当にありがたいかぎりです。
　　

追い出し太鼓が鳴って公演後のロビー。たくさんのお知り合いに
応援されていたからこそ演者も楽しめるというもの。感謝！感謝！


最後に集合写真でパチリ。皆さん楽しそう。これこそアマ落語の姿！
今回の写真は出演がなかった酔二さんの撮影。ありがとうございます。
皆さんお疲れさまでした！

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