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第4回 ほとめき寄席

主催:博多笑われ隊

2023年10月1日(日) 13時30分開演
入場無料   於:あじびホール

「博多笑われ隊」の第4回目の公演。開場後にどんどんお客様が増え、一時は立ち見状態に。中入りでお客様の入れ替えがあって、皆様座っていただきましたが、延べのご来場者は、120名ほどになりました。ご来場いただいた皆様には心より感謝申し上げます。

搬入後、まずは協力して高座作り。


今回に向けて初めて揃えた法被。いかがでしょうか。


楽屋で控える虎音「師匠」と、「弟子」の酔はくさん。。。それっぽい(笑)

     
一平さんは最後のネタくり。一方、楽屋のきぬよさんとお茶子の千よいさんはリラックス。

今回の番組は下記の通り。

二番太鼓が鳴って開演です。

     
「平林」 酔はく
開口一番は酔はくさん。字が読めない定吉に、読みようを教える通行人のいい加減さが
面白い。途中お客様を煽りながら、明るく大きな声で演じて開口一番の役目を務めました。

     
「元犬」 きぬよ
きぬよさんの今回は「元犬」。八幡様のご利益で人間になった犬の「シロ」の
どたばたが面白い噺。そう、サゲも「はい、尾も白い(オモシロイ)」でした。

     
講談「母里太兵衛~黒田節の由来」 虎音
今回の虎音さんは本格的な講談。福岡と言えば黒田節。その始まりをどっしりと
演じました。 途中では立ち上がって舞を踊るシーンも。お客さまからも拍手が。

     
「子は鎹(かすがい)」 酔とう
第一部の中入りは酔とうさんの「子は鎹」。登場人物それぞれの心理描写が
難しい大ネタを堂々と演じました。お客様の中には涙ぐむ人も。

――  仲入り  ――

     
「ふたなり」 一平
今回の一平さんの演目は、珍品の「ふたなり」。怖がりの登場人物の心情が、
よく伝わってきます。扱いが難しい噺でしたが、賑やかに演じて客席も爆笑!

     
紙切り 酔書
鋏試しで「藤娘」のあと、リクエストを頂戴して、「中秋の名月」、「オートバイ」。

     
「柳田格之進」 酔泉
酔泉さんは大ネタに挑戦。盗みの嫌疑をかけられた清廉潔白な武士と、浅はかな
番頭、そしてその二人の間で心揺れる店の主人、それぞれの心理を真剣に表現。
これまでの新作落語とは全く違う世界を演じて新しい酔泉ワールドを開拓しました。

――  仲入り  ――

     
「野崎詣り」 よい乃
ザ・上方落語を披露したよい乃さん。せっかく準備したハメモノを、酔書がきっかけを
忘れて流せず孤軍奮闘(すみません。。)喜六、清八のボケとツッコミは軽妙で楽しい一席でした。

     
「釜泥」 酔馬
今回で持ちネタが32席になった酔馬さん。抜群の安定感でお客様を落語の世界へ。
豆腐屋のお爺さんの問いかけへのお婆さんの返答の間が絶妙で客席大爆笑!

     
「目薬」 酔書
寄席全体があまりお長くなってもいけないと選んだ演目。「渾身の「目薬」」のつもり。
アンケートには「トリがあっさり終わった」とのご意見が(笑)。

☆最後までお付き合いいただいたお客様には、心より御礼申し上げます☆

最後に皆で記念撮影



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