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第11回コミカレ寄席
2007年10月27日(土) 14時開演
棠館笑劇場 入場無料

 
      開口一番〜「鈴ケ森」 酔書
お客様は決して多くはなかったものの、ツボでは笑って下さったので、一安心。開口一番の役割をなんとか果たしていよいよ皆さんへバトンタッチ。

 
       「子ほめ」 酔馬さん
今回が2回めの高座の酔馬さん。今回は前座噺の定番「子ほめ」に挑戦。早い段階で噺をお腹に飲み込んで、自分の言葉で語れていたので、あとはどう人物の色分けをするかでした。本番では八っつあん、隠居さんも酔馬さんの明るいキャラで好演。伊勢屋
の番頭さんに至っては超イケてるリアクション(ようよう!町内の色男〜♪)もはまって大変結構な高座でした。
 
    「大師の杵」(ぺんぎん)さん
いつもマニアックなほのぼのネタを出してくる彼の今回の演目は、修行中の若かりし空海の空白の数年を描いたという貴重なネタ。川崎大師にはそんな逸話が本当にあったのかとお思いの方は、ご自身でお確かめを。それは○○だ!
 
  
      紙切り 酔書
ハサミ試しで「藤娘」のあと、お囃子さんとの打ち合わせでは「相々傘」を切る予定が、思わずいつもの流れで「宝船」を切ってしまいました。「相々傘」に合わせて「深川くずし」を用意して下さった紫よいさんには
申しわけなかったです。リクエストは「不動妙王」に「バトミントン」。まだまだ勉強が足りません。ジャンルを考えず貪欲に興味を持っていないと切れませんね・・・
 
   
   「二番煎じ」 酔三さん
いまやコミカレ落研では最長老となった酔三さん。今回は冬の大ネタ「二番煎じ」に挑戦です。この噺は登場人物も多いし、酒を飲む所作や猪鍋をつつく所作などがあり、なまじっかのアマチュアでは挑戦さえできません。そこは、もうコミカレでは大ベテランの酔三さん。見事にやってのけました。途中ではお客様から中手(噺の途中でもらう拍手)も!上々の高座で今回の寄席を締めくくりました!
三味線:紫よいさん  お茶子:千よいさん

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