ホーム       らくごあるばむトップ    コミカレ寄席トップ


第17回コミカレ寄席

2012年3月3日(土)甘棠館笑劇場


会場は約20名のお客様。まず酔書のご挨拶から。

  
初高座の酔大(よいだい)さん。日本昔話編から、「はなさんかじいさん」と
「つるさぎ恩返し」を披露。緊張のあまり自己紹介で「よこつやよいだい」と
繰り返して言ってしまい自分でも苦笑い。そのあとの小噺もなかなか出て
来ず、客席から「頑張れ〜」の掛け声も。終わった後は盛大な拍手が(笑)

  
「つる」酔太郎さん。こちらも初高座。始めは堅かった表情も次第に
豊かになって、噛むこともなく無事に務められました。

  
「狸の札」酔吉さん。まくらで羽織を脱ぐのを忘れ、本題に入って
タヌキの台詞をしゃべりながらやっと羽織が脱げました。

  
「千早振る」酔とうさん。今回が2回目の高座。緊張の初高座と違って、
今回は余裕もでき、しっかり間を取っての高座。

  
紙切り 酔書(梅にうぐいす、犬の散歩、ひな祭り)三味線の曲も
梅は咲いたか、犬のおまわりさん、ひな祭りの三曲。ありがとうございます。

  
「桃太郎」酔ろくさん。高座名を以前の「酔六」から「酔ろく」に改名
しての高座。理由を聞くと、「ろくでなしの」「ろく」が好きとのこと。
ひと癖ありそうな金坊がいきいきとお父っつあんをやり込めてました。

  
「たいこ腹」酔兵衛さん。足を怪我して座椅子を使うため、上方落語の
「膝かくし」を置いての高座。いつもの酔兵衛落語に仕上がりました。

  
「バールのようなもの」(志の輔作)酔馬さん。しっかりネタの面白さを
つかんで表現できているのでお客様も大爆笑の連続。さすがです。

  
「猫の皿」酔三さん。笑いどころが少ない地味な演目ですが、しっかり
お客さんをつかんで、サゲで客席から笑いが。安定の高座でした。

  
「稽古屋」酔書。江戸端唄の「鬢のほつれ」がちゃんと唄えるかどうかが一番
のポイントの一席。 三味線の伴奏に助けられてなんとか演り切りました。

  三味線 紫よいさん

今回も三味線は紫よいさん。出演者の出囃子は、すべて希望を取って
弾いて下さいました。特に酔ろくさんのリクエスト「下関漁港節」はわざ
わざ楽譜を作っての演奏。ありがとうございます。



甘棠館近くの居酒屋で打ち上げ

酔兵衛さんが転勤のため福岡から札幌へ行かれることになり、
その送別会を兼ねての打ち上げになりました。酔兵衛さんは
落語はずっと続けられるとのことです。どうぞお元気で!

第17回コミカレ寄席

ホーム       らくごあるばむトップ    コミカレ寄席トップ