いつも通り、10時に集合して高座作り。
開演前は、皆さんそれぞれ。リラックスしてお昼をいただく人もいれば、
最後のチェックを兼ねてぶつぶつお稽古する人も。下座の準備も整い、
太鼓に合わせて出囃子が鳴り、いよいよ開演です。
今回も三味線は紫よいさん、お茶子は、千よいさんに務めていただきました。
客席には開場後からたくさんのお客様が。
––開演––
「初天神」よい音さん
今回が二回目の高座のよい音さん。緊張しながらも、金坊の
可愛らしさと、お父っつあんの動揺ぶりを精一杯に表現
「猿後家」 酔二さん
続いて出囃子に載せて踊りながら登場の酔二さん。
汗だくでいつもの酔二ワールドを展開。お疲れ様でした！
「皿屋敷」よい乃さん
よい乃さんは上方落語での上品な「皿屋敷」。お囃子さんの
協力で、三味線、太鼓がしっかりハメモノで入っての高座でした。
「禁酒番屋」 酔松さん
酔松さん曰く「禁酒番屋は当初からやりたかった噺」とか。次第に酔っていく侍の
三人目が、徳利のしょんべんを口にするかどうか最後まで迷っていました（笑）
「子ほめ」よい都さん
よい都さんは今回が３回目の高座。もう板についてきた様子。
くすぐりではしっかりウケていました。
「十徳」 酔太郎さん
高座に登場するハっつあんも隠居さんは、酔太郎さんそのもの。渋い
味が出てきただけに最後の高座とは、ちともったいないです。
「大安売り」酔馬さん
本業で忙しい中、酔馬さんはなんとか仕上げてきたとのこと。徐々にテンションが高く
なる「玉ふたつ」関の気持ちが、実は、ちぐはぐな結果になる展開で会場大爆笑。
紙切り 酔書
紙切りのお題は「舞妓さん」、「桜吹雪」。紙切りの「桜吹雪」はてっきり遠山の金さんかと
思ったんですが、お客さまのイメージはどうやら桜の木と花びらだったようです。。。。
「井戸の茶碗」酔とうさん
酔とうさんは長講に挑戦。たくさんの登場人物や、どんどん
変わる展開をしっかり演じて一席の形を作りました。
「お見立て」 酔泉さん
酔泉さんの「お見立て」は花魁はお手の物。田舎者の
杢兵衛お大尽も弾けていて酔泉さん本人も楽しそう！
「くっしゃみ講釈」 一平さん
のぞきからくりの場面や、くしゃみする場面等、難しい演目を時間を
かけて習得した一平さん。本番が一番最高点だったと思います。
「仏馬」 酔書
私は、意表を突く展開の演目で、やっとお客様にお付き合いをいただきました。感謝。
今回をもって卒業の酔太郎さん、一平さん、長い間お疲れさまでした！
第３１回コミカレ寄席
らくごあるばむトップ ホーム コミカレ寄席トップ