福岡発 新作オペラへのアプローチ 《ラーマヤナ》
2011年1月29日(土) 会場・あいれふホール

19:00開演 18:30開場チケット2,800円(当日3,000円)全席自由 主催:西日本オペラ協会

  
 

「ラーマヤナ」は「マハーバーダラ」と並ぶ古代インドのの抒情詩で「ラーマ王の行状記」という意味。インドはもちろん、その文化の影響下にあった東南アジアの国々にはさまざなな物語が残っている。日本の「桃太郎」のルーツという説もあり、実際にストーリーがよく似ている。ラーマの美しい妃シータが魔王リアップにさらわれ、それを取り戻す際に猿のハヌマーンや弟レアック、そしてガルーダという鳥が力を貸すというもの。日本古来のおとぎ話だと疑わなかったもののルーツかもしれないと思うと、なんだか不思議。オペラといっても、今回は出演者は役の衣装はつけず、舞台背景もないという、演奏会形式での公演。台本、作曲は九州大学大学院教授であり、クラシック系現代音楽の作曲家として2010年度「アジア文化賞」を受賞された中村滋延先生。この大舞台の語りを、この酔書が任されたのでした。

(文面は「熊くま日記」さんのものを参考にさせていただいています)
http://gekinavi.jp/kuma/2010/12/post-6.html

 【出演者】 
ラーマ…土崎譲 シータ…中俣明美 永渕くにか レアック…久保絢子 

ハヌマーン…嶌 研一郎 リアップ(ラーヴァナ)…久世安俊
 モハリク…上田浩平 ポンニャカイ…大宝裕子 ソバンマチャ…林 麻耶 

ピアノ 幸田裕子 山本佳代子、 クラリネット タラス・デムチシン、 
ヴァイオリン 飯田朋子、 パーカッション 永野 哲  

語り部 粗忽家酔書


(写真提供:西日本オペラ協会さん)


字幕付きで歌詞の解説

会場は満席に。立ち見もでました!


スライドを使っての登場人物の紹介。左がラーマヤナ、右はハヌマーン。(タイではウルトラマン!?)


(左)シータ役の中俣明美さん、ラーマ役の土崎譲さん。
(中央)魔王リアップ役の久世安俊さん。モハリク役の上田浩平さん。 (右)レアック役の久保絢子さん。



モハリク 「おおお〜なんと美しいおなごじゃ〜」

ラーマ「このスカーフは、シータのもの・・・もしやリアップにさらわれたか・・・」


(左)作曲者の中村滋延先生。 (中央)ハヌマーン役の嶌研一郎さん。シータ役の永渕くにかさん。(右)ポンニャカイ役の大宝裕子さん。



公演後の舞台挨拶。


演奏家のみなさん。

左からピアノの幸田裕子さん、山本佳代子さん、クラリネット タラス・デムチシンさん、 
パーカッション 永野哲さん、ヴァイオリン 飯田朋子さん。皆さん一流の演奏家。
九響クラリネット首席演奏者のタラスさんとは、アクロス福岡での共演以来でした!



作曲の中村先生と出演者の記念写真。「グッジョブ!」

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